お風呂にチャポンと浸かって、フッとひらめいたこと(認知症の母と娘の暮らし)

お風呂にチャポンと浸かって、フッとひらめいたこと


People relaxing in the bath

前回のお話



前回では、お風呂に入るときに「心がけている」ことについてお伝えしました。



詳しい内容に興味が湧いた方は、こちらをご覧くださいませ。

ウチは、めっさくそ感激します。はい。

👇



今回のお話



さてさて、今回は、


心がけたら、なんと「ひらめいちゃった!」というお話でおます。






1.それは、一昨日のことですねん!


それ(ひらめいちゃった)のは、


一昨日(2022年3月23日)の夜10時のことです。



日時が、えらい細かすぎる・・・

需要があるとは思われへんけどな・・・




先日、春ちゃんから「この親不孝者!」「出ていけ!」と言われて、ウチは少々しょげてました。


Those who are disappointed



ですが、とりあえず、



その日の「汚れや疲れ、なんじゃかんじゃ(?)」をキレイさっぱりと洗い落とすことに専念しました。


どんなけ、汚れとうねん!



無事汚れを落とし、ポチャンと湯舟に入って「ふう~!」と一息ついたウチは、




後は、いつも通り

「何も考えずにぼーっとする」


ことにしました。


People taking a bath




ちなみに、「親不孝者!・・・」と言われたときの内容は、こちらになります。


ご興味のある方は、ご覧ください。


ちなみに内容は「もう、涙なしでは語れないもの」になっております。

(ていうのは、嘘です)
(ごっ、ごめんなさい。)

👇



2.ほんなら、ひらめきましてん



ほんならですよ。


ほんまに、フッとです。

フッと、次のようなことがひらめいたんです。






3.どんなこと?




はい、こんなことです。



「しょうもない」ことにこだわっとう暇ないのとちゃうか?


笑えるのなら、笑っといたほうがええのとちゃうか?




つまりです。



同じ生きるのなら、
笑わな、損や

Dancing person

ということですねん。


4.なんで「笑わな、損」なん?



なんでかと言いますと、


人間は、

  • 時が経てば「忘れる生き物」やし、
  • いずれは「必ず息絶える生き物」やからです。



この、しごく「当り前のこと」に気づきましてん。



「前回の話」でいえば、ウチの「記憶の断片」が、うまいこと「つなぎ合わさった」ということになります。


うまいことリンクしました!



5.「忘れる生き物」について思うこと



ウチが、あくまでも個人的に思うことなのですが・・・



人間は、時が経てば「忘れる生き物」やと思います。


時が経てば、ホンマに忘れてるのです。



別にこれは、「認知症」になった春ちゃんを見て、思うのではありません。


ウチが、そうやったから、

余計に、そう思うのです。



どんなに「ツライ体験」をしたとしても、


People who have a painful experience


時が経てば、「完全に忘れる」ことはできなくても、「日常生活に支障がない」ぐらいには忘れることができました。



つくづく思うのですが、


どうやら、人間というものは、余程のこと(※)がない限り、



たいていのことは、そのうち自然と忘れるように


身体の中に、
「装置」として
あらかじめ仕組まれてる



のやと思います。




(※) 例えば、自分の生命自体がDNAレベルで脅かされるような、絶望的な危機的状況のことです。




ウチは、
この「装置」がある意味は、



イチイチ覚えとったら、毎日がツラすぎて、生きられへんからや!



と理解してます。


忘れることは、
別に悪い事でもないような
気がします。

むしろ、
生きる「コツ」やと思うねん。

Thinking person

そやけど、
「九九」は忘れんと
覚えとったほうがええよな。


6.「必ず息絶える生き物」について思うこと



そいと、


「必ず息絶える生き物」についても、個人的に思うことがあります。




人間は、どんなにあがいても、ある日突然「必ず息絶える生き物」です。



これは、どんな人でも、ある意味、背負っている「運命」というやつです。



なにやら聞くところによりますと、


人間というものは、自らの「進化」のためには、「一つ一つの個体」は朽ちなあかんようです。



過酷な環境でも「生き抜く遺伝子」をつくるためには、これが「一番効率的な方法」らしいです。



別の言い方をすると、

過酷な環境でも「めっちゃくちゃ生きられる遺伝子」が突然変異で生まれたら、




「遺伝子そのもの」が、


「元の遺伝子」はいらん!
むしろ害悪や



と、考えるからだそうです(めっさ利己的)。



細胞の中にも「アポトーシス」という仕組みがあるのですが、


つまるところ、このことと同じことなんやろうなと思います。




そやからですよ、
せいぜい長生きしても
120年くらいです。


その他の大勢(ウチも含めて)は、それまでに天国に行きます。



あと数百年も経てば、


「歴史的有名な人物」でない限り、

 

まあ、まさにウチやね!


歴史に名を残すこともなく、


きれいさっぱりとこの世から消滅していくのが、運命(それが正解やとも思う!)なんです。はい。


ホンマに、ウチ



7.だったらですよ!



だったらですよ!



ウチと春ちゃんの間に起きた「日常茶飯事の些細な出来事」なんて、



誰が!
いちいち覚えているねん?

Someone who says there is such a person

自分ですら
忘れてまうかもしれへん



てな、話なんです。




今さら、何をこだわる?

People who say that you don't have to be particular


そのうち天国に行くやん?

こだわる意味がどこにある?



てな、話なのです。はい。




たとえ、生きとっても、
みんな、そのうち忘れてしまうし、

たとえ、覚えとっても、
みんな、天国に行ってしまうねん。

第一、「肉体」を失ったら、
どうやって、喋れるん?
「口」も「声帯」もないねんで?

おしゃべりで、
「うっるさい幽霊」なんて
聞いたことないし、
遭遇したことないで!

The person who is listening again


8.ほしたら、アホらしなってきた



ほしたらです。


急にアホらしくなってきたんです。




何が、アホらしくなったかと言うと、


  • しょうもないことで「意地をはる」こと
  • 自分の「体裁(メンツ)にこだわる」こと
  • いちいち「目くじら」をたてること

ことなどです(ホンマはもっとあります)。



つまりです。



春ちゃんとウチだけの「小さな世界」で、これまた「小さいこと」にこだわっているのが、急にアホらしくなってきました。




9.そうや! 笑えるんやったら、今笑おう!





あほらしなってきた!

そうや!そうや!
笑えるんやったら、今笑とこ!

People who are appealing



というわけで、


ウチは、笑える機会(チャンス)があるんやったら、とことん笑ってやろうと思います。



たしかに「生きているだけで、丸儲け」やけど、


「生きている上に、さらに笑える」のが、もっといいです。



ウチにとって「笑い」ほど、

  • 精神的な支えになり、
  • まともな思考にもどしてくれる

「もの」はないからです。


10.そう思うと・・・



そう思うとですね・・・。



前回の話で、


春ちゃんが、せっかく「ボケ」たのに、



ウチがつまらない意地を張って、笑わなかったのが悔やまれます。




惜しいことをしたかも?
あほなことしたかも?

別に自分の笑いを我慢せんでも
よかったんとちゃうか?


I regret not having gone off the road



と思うわけです。はい。



(以上、「お風呂でひらめいたった」というお話でした。完)











こんにちは。

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このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

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よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。